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【5月19日】最新グローバルアドテクニュースまとめ:Apple新広告枠で広告事業を拡大、世界のプログラマティック広告の30%を占めるのは?、Oracle 3Dゲーム内環境向け広告測定技術を発表

海外のアドテクニュースを厳選し、お届けします。今週はこちら→ 「Apple新広告枠で広告事業を拡大 」など3本

Apple、App Storeの新広告枠で広告事業を拡大

Appleは、App Storeの新しい広告枠により、自社の広告ビジネスを拡大しています。この新しい広告枠は、App Storeの「検索」タブに設置されており、毎月数百万人のAppleユーザーからアクセスされています。この広告は、アプリのリストの上部にあるおすすめセクションに表示されます。
 

Appleの既存の検索結果キャンペーンと同様に、検索タブキャンペーンには最低出費額の設定はありません。開発者は必要なだけ費用をかけ、いつでもキャンペーンを開始、停止、調整することができるとAppleは述べています。
 

広告費用はCPM(コスト・パー・マイル)モデルに基づいて設定され、実際のコストはセカンドプライスオークションの結果となります。それは、次点となった入札金額に基づいて計算されるというものです。インプレッションは、広告の50%以上が1秒間表示された場合にカウントされます。
 

アジア太平洋地域、世界のプログラマティック広告の30%を占める

近年、アジア太平洋地域でのプログラマティック広告業界が急速に成長し、世界第2位のマーケットシェアとなっています。リサーチ・コンサル会社MAGNAの2020年レポートによると、これは130億米ドル(約1兆4,215億円)、世界の支出の30%を占めると見られています。
 

アジアにおけるプログラマティック広告導入が加速する中、それに伴うエコシステムの複雑さから、サプライチェーンの不透明さが懸念されています。より具体的には、広告ターゲティングにおいてデータがどのように転送または使用されるかが不透明であり、それが結果的に消費者の信頼に悪影響を与えていると考えられます。
 

消費者がOTTなどの新しいメディアに移行するにつれ、広告詐欺を特定し撲滅するという課題が改めて浮上しています。このような問題に加え、OTTインベントリを識別して取引するためのオープンなリアルタイム入札基準がないため、バイヤーは直接取引やサプライサイドプラットフォームが管理するプライベートマーケットプレイスに依存するようになっています。
 

Oracle、3Dゲーム内環境向け世界初の広告測定技術を発表

Oracleは先日、3Dゲーム環境に対応した世界初の広告測定技術を発表しました。これは、マーケティング担当者がビデオゲームにおける広告パフォーマンスをよりよく理解するためのものです。
 

OracleのAdvertising and Customer Experience(CX)の最新アップデートには、Oracle Moat MeasurementにおけるPC、モバイル、およびWebベースのゲーム環境向けのインプレッション配信とGeneral Invalid Traffic(GIVT)の測定が含まれています。
 

グローバルリサーチ会社Omdiaの最新データによると、ゲーム内広告収益は2024年に560億ドル(約6兆1,235億円)に達すると予想されています。広告主は、この急成長中のチャネルを利用して新たな視聴者を獲得することができますが、同時に広告詐欺のターゲットにもなり得ます。インプレッション数とGIVTを測定することで、広告主は投資に関する情報をより正確に判断し、広告費をより適切に保護することができます。
 

先週のピックアップニュースはこちらでご覧ください。来週のまとめもお楽しみください!

 

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