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【5月12日】最新グローバルアドテクニュースまとめ:Twitter、ローカルニュースキャンペーン開始、モバイル端末での広告ブロック約5億8,600万人へ、次世代の広告形態はドローンの空中ショー?

海外のアドテクニュースを厳選し、お届けします。今週はこちら→ 「モバイル端末での広告ブロック約5億8,600万人へ 」など3本

Twitter、ローカルニュースを盛り上げるためのキャンペーンを開始

Twitterは月曜日に、地元のジャーナリストをフォローしその活動を支援するために、28ページにわたる大規模な広告およびソーシャルメディアキャンペーンを開始しました。Twitterは元々あらゆる人が自由に発信することを目的としたプラットフォームですが、全米規模の報道機関のジャーナリストの存在感が他を圧倒する傾向があります。
 

コロナ禍の中で、地元のニュース会社は経済面で壊滅的打撃を受け、何千人もの解雇やニュースルームの削減を余儀なくされています。同時に、この危機は、地域社会の安全を守るためにローカルジャーナリズムがいかに重要であるかを日々思い起こさせるものとなりました。
 

Twitterは、ライブオーディオチャット機能であるTwitter Spaces上で、世界中のジャーナリストから話を聞くことができるいくつかのオーディオチャットを企画しました。チャットは、フィリピン、ミャンマー、インド、日本、タイ、ブラジルなどのジャーナリストがローカルニュースを中心テーマとして行います。

 

モバイル端末での広告ブロック、約5億8,600万人へ

広告ブロッカーを利用する人の数は、パソコンではほぼ横ばいで、2020年末までに月間2億5700万人の利用者がいると言われています。しかし、広告技術会社Blockthroughが発表した2021年PageFair Adblock Reportによると、広告ブロックが本格的に増加しているのはモバイル端末であり、2020年末には2億8,200万人から5億8,600万人へと、過去5年間で倍増しています。これは、前年の同社のレポートと比較しても10%の増加です。
 

広告は、FacebookやGoogleといった有力な広告主以外にも、無数のオンラインサイトに資金を提供し、インターネットビジネスの基盤の多くを支えてきました。しかし、Appleのプライバシー・ファーストの姿勢や、広告ブロッカーの増加は、このアプローチに対する世間の大きな反発を示しています。
 

また、Blockthroughは、5,423人のアメリカ人を対象に、オンライン広告に対する意見の

調査を行いました。その結果、米国の成人の約40%が広告ブロッカーを使用しており、これはパブリッシャーが広告ブロック検出ソフトを使って把握していた数字の2倍以上にあたります。世界的に見ると、広告ブロック機能付きブラウザのトップは依然としてUCブラウザで、インドや最近では中国でも禁止されているにもかかわらず、推定3億1千万人のユーザーを獲得しています。

 

Facebook、透明性の高いSignalの広告キャンペーンを追放

暗号化インスタントメッセージングアプリ「Signal」は、 Instagram広告を使ってFacebookがユーザーについて収集するデータ量と、そのデータをもとにターゲット広告をプッシュしている仕組みをユーザーに開示しようとしました。しかし、その試みはFacebookによってすぐに阻止されました。
 

「Facebookが収集した個人データおよび広告主に提供するデータを表示するマルチバリアントターゲット広告を作成しました」とSignalは述べています。「この広告は、広告プラットフォームがユーザーについて収集した情報の一部を表示するものであり、Facebookはそのアイデアを受け入れませんでした」。ターゲット広告を実行しようとした後、SignalのFacebook広告アカウントは無効になりました。
 

Facebook傘下のWhatsAppが、状況によってはユーザーのプロファイルデータをFacebookと共有するという新利用規約を発表したことで、Signalには最近新規ユーザーが殺到しています。Whatsappの新しい規約は、5月15日より有効となります。
 

先週のピックアップニュースはこちらでご覧ください。来週のまとめもお楽しみください!

 

 

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