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【6月9日】最新グローバルアドテクニュースまとめ:Amazon独自のCookie代替策を開発、GoogleがAndroidユーザーに広告トラッキングの停止を許可、Facebook広告データ利用で独占禁止法の調査に

海外のアドテクニュースを厳選し、お届けします。今週はこちら→ 「Facebook広告データ利用で独占禁止法の調査に」など3本

Amazon、サードパーティCookie代替策を独自開発

Amazonは、サードパーティCookieに代わるものを独自に開発しており、同社のDSP、サプライサイドのアドテク部門を通じて外部のパブリッシャーに提供する予定です。Amazonの広告IDがいつ開始されるかは不明ですが、このIDは同社のメディアおよびアドテクにのみ適用されます。
 

Amazon広告IDの提供が実現すれば、デジタル広告のパワーバランスがAmazonに大きく傾く可能性があります。同社は昨年、DSPで大きな成功を収めており、サードパーティCookieが廃止された後に成功するための最適なポジションにあると多くの広告主に注目されています。
 

Google、Androidユーザーに広告トラッキングの停止を許可

Googleは先日、Androidユーザーがスマートフォン上で広告主からの追跡をオプトアウトできるよう、アプリへのAdvertising IDのアクセスを制限することを発表しました。ユーザーのデータプライバシーに対する関心が高まっているため、2021年後半にGoogle Playサービスのアップデートでオプトアウト機能が展開される予定です。
 

また、Googleは2022年にPlay Storeにプライバシー設定の項目を追加する予定です。今回の新機能により、広告主やアプリ開発者は許可が得られない場合、スマートフォンユーザーのウェブ閲覧に関するデータを収集することができなくなります。
 

Facebook、広告データ利用が英国とEUで独占禁止法の調査対象に

英国およびEUの規制当局は、Facebookが同社の数行程度の簡素な広告を一覧掲載するクラシファイド広告プラットフォーム「Marketplace」や出会い系サービスに競争の不当な優位性を与えていないかどうか、公式調査を開始しました。
 

英国の競争・市場庁(CMA)は、Facebookが広告データとシングルサインオンのログインオプションを不当に利用し、プラットフォームに利益をもたらしていないか調査中です。一方、欧州委員会は、Facebookがクラシファイド広告で広告主のデータを不正に利用していないか、また、FacebookのソーシャルネットワークとMarketplaceの連携がEUの競争規制に違反していないかを調査しています。
 

Facebookは、「当社は、Facebookユーザーの高まる需要に応えるため、常により良いサービスを開発しています。Marketplaceと出会い系サービスは、両製品とも多くの大手既存企業との激しい競争環境で運営されており、ユーザーにより多くの選択肢を提供しています。我々は、調査に全面的に協力し、サービスに不正がないことを証明していきます」と述べています。
 

先週のピックアップニュースはこちらでご覧ください。来週のまとめもお楽しみください!

 

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