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アドフラウド(Adfraud)の被害者は誰か

日本でも耳にすることの増えた「アドフラウド」という言葉。ネット広告に携わる人なら、おそらくみなさんが聞いたことぐらいはあるのではないかと思います。

インターネットで検索してみると、まだちらほらとではありますが、アドフラウド関連の記事が出てくるのではないでしょうか?

今回はその記事を読む際などに知っていると、より理解が進む内容を書いていければと思います。

 

アドフラウドにおける被害者とは?

被害者 キーボード.jpg (261.0 kB)

そもそもの話になるのですがアドフラウドというのは、そのまま訳すと広告詐欺だったり、不正広告という意味になります。

では、これは誰が誰に対して詐欺行為・不正行為を行っているのでしょうか?

 

*広告主

広告主は、アドフラウドが行われることにより、得るものは基本的に全くないので、ただただ本来は払う必要のなかった広告費を払わされてしまうことになります。

特に日本だけでなく世界的に見ても、年々インターネット広告費は上がってきているので、アドフラウドによって損失してしまう金額もかなりのものになってくるでしょう。

つまり、広告主は間違いなく、被害者であると言えると思います。。

 

*広告業者

では、広告業者はどうなのか?

広告業者にしても、自身管轄内でそのような不正行為が行われているとなるとクライアントから質が悪いと判断されてしまい、結果として買い付けを切られてしまうこともあります。

また多くの場合、アドフラウドが発覚した広告の主に、その分を返金するなどをしている業者も多く

こちらも被害者と呼ぶに十分な被害を受けていると言えるでしょう。

 

*デペロッパー等

残るはデベロッパーやパブリッシャーになります。

こちらもアドフラウドの手法である、ハイジャックや広告インジェクションなどを行われていた場合、本来なら自分たちが手に入れてたはずの報酬を受け取ることができません。

また報酬が得られないという被害以外にも、アダルト関連などの広告がついてしまうことで、メディアのブランド価値が下がってしまったり、効果がでないということでドメインに悪評がついてしまうこともあります。

 

*つまり

つまり、アドフラウドの被害者というのは、アドフラウドを行っていないネット広告に携わる人間全てになります。

 

・アドフラウドの被害を減らす為に

アドフラウドを行っていない、ネット広告に携わる人間が全て被害者候補となると、かなりの数がいることもあり、おそらくは誰かが対応してくれるだろう
という気持ちも生まれてきてしまうのではないかと、想像できます。

ただ虫歯と同じように放っておいても良くなるものではないので、誰かが対応してくれるのを待つのではなく、それぞれの立場でアドフラウドの対策について
しっかりと考えることが今後は大切になってくるでしょう。

いつか誰かが対策してくれるだろうという考えが、アドフラウド行為を好き放題行えてしまう現状を作りだしている一因でもあります。

なので、まずは自分がという考えこの問題に取り組んでいただければと思います。