【2月10日】最新グローバルアドテクニュースまとめ:豪州中小企業Googleへの法的措置を検討、Spotify 3億4,500万月間ユーザー突破、WPP次世代広告でTikTokと提携

毎週、海外におけるアドフラウド・アドベリ情報を厳選し、1週間の知っておくべきニュースをまとめてお届けします。今週のピックアップニュースはこちら:

オーストラリアの中小企業、クリック詐欺をめぐってGoogleへの法的措置を検討

オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)がアドテクのサプライチェーンにおけるGoogleの優位性に対する懸念を強めており、クリック詐欺を疑う中小企業はそれを背景に、Googleとの法的な戦いを検討しています

クリック詐欺は、競合他社や本物のユーザーを模倣したボットによるクリックなど、無効なクリックに対して広告主が請求されることで発生し、PPC広告キャンペーン費用を押し上げています。

アドテクのサプライチェーンにおけるGoogleの優位性は、最近ACCCによって問題提起されました。ACCCは、透明性と競争の欠如が広告価格に影響を与える可能性があると最新報告書に発表しています。Googleは、YouTube、DoubleClick、AdMob、AdMeldなどのデジタル広告プロバイダーやサービスの買収によって、その優位性を高めているとACCCは述べています。

Spotify、3億4,500万月間ユーザーを突破。ポッドキャストサービス強化へ

Spotifyの登録数は現在、有料プレミアム会員1億5,500万人と月間アクティブユーザー(MAU)3億4,500万人に達したと最新決算報告書に発表されました。これらの数字はそれぞれ前年比24%、27%の増加を示しており、広告付き月間アクティブユーザー数の最大増加率は30%で、およそ1億9,900万人となりました。

Spotifyはストリーミングサービスを通じて220万以上のポッドキャストを提供しており、視聴時間は昨年の同時期に比べてほぼ倍増し、第4四半期にはユーザーの25%がポッドキャストコンテンツを利用したとのことです。その勢いを維持するため、今四半期も同社は引き続き、様々なハイプロフィールや有名人とポッドキャスト事業の契約を締結しています。

ポッドキャストへの投資は主に、利用率、エンゲージメント、顧客維持率を高め、音楽ライセンスを持つレーベルへの依存度を低下させていると報告しています。

WPP、次世代広告フォーマットでTikTokと提携

英クリエイティブ・トランスフォメーション会社WPPは先日、ショート動画プラットフォームTikTokと提携し、代理店やクライアントに広告商品への早期アクセスを提供することを発表しました。両社は、マーケティングAPIの統合や、拡張現実(AR)の提供などの次世代フォーマットで協業しています。

プラットフォーム上のブランドセーフティソリューションを構築するために、WPPのメディア代理店であるGroupMとTikTokは、第三者検証ベンダーとの統合、ファーストパーティの包含や除外コントロールの開発、安全基準団体GARMのブランドセーフティおよび適合性フレームワークに取り組んでいます

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