Google広告の部分一致とスマート自動入札最適化アップデートとは?

Googleは11月16日に既存キーワードで部分一致しており、スマート自動入札を利用している場合、最適化の提案をするという新たな機能を発表しました。本稿では、部分一致やスマート自動入札をはじめとして今回の新しい機能に関してご紹介します。ぜひ参考にしてください。

Graphical user interface, application

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近年大きく変化している消費者検索

消費者はどのようなことでも検索するようになるなど消費者の検索行動が大きく変わってきています。その結果、消費者がどのようなワードを検索するのかを予測することが難しくなってきています。例えば、Googleが示した例では、「Support Local Business」というワードが世界中で20,000%以上増加しているとのことです。このようにビジネス関連だけでもどのようなワードが爆発的に伸びるのか全く見えません。このような状況で広告担当は予測できない消費者検索に同対応するのかが大きな問題になっています。

スマート入札と部分一致の組み合わせ

このような消費者検索への対応としてGoogleが推奨しているのが部分一致とスマート自動入札の組み合わせの活用です。組み合わせを活用することで、広告担当も見えていなかったことでより関連性高い検索語句が見つかります。例えば、「女性用 帽子」と設定していた場合、部分一致キーワードとして「女性用 防寒帽」「女性用 アクセサリー」などが出現する可能性があります。

このように予想もしていなかった部分一致のキーワードとスマート自動入札を組み合わせることで検索語句ごとに自動で適切な入札単価を設定できます。これにより広告担当はすべてのキーワードを予測したり、検索する必要がなくなりました。このようにスマート入札と部分一致を利用することで広告主はアカウントで簡単に管理しながら、消費者のトレンドや検索傾向を逃すことなく対応できるようになります。

部分一致とは?

あらためてGoogleの部分一致についてご紹介します。部分一致とは、キーワードに設定した語句だけでなく、関連される語句にも広告が表示されるというものです。例えばキーワードとして、「低炭水化物 ダイエット プラン」と設定した場合、「炭水化物不使用 食品」「ロカボ ダイエット」「低カロリー レシピ」などの語句でも広告が配信されます。部分一致の語句は、関連語句や類義語、広告グループ内の他のキーワード、またユーザーの検索内容等によって予想され、キーワードの語順や語句の影響はありません。

部分一致を利用することのメリットは、広告主が予想もしなかったキーワードに巡り会える可能性があることや様々なワードで表示されるため認知拡大にもつながります。部分一致を利用する時のポイントは、商品を正確に表すワードを設定することです。例えば、ガーデンホースの広告をする場合、「ホース」というワードだけでは消防ホースなのか、水道ホースなのか、もしかしたら馬というワードも関連される可能性があります。しかし、「ガーデン ホース」とキーワードであれば、「ガーデニング 水撒き」、「花壇 ホース」など関連するワードが一致する可能性があります。このようにより自社が求めている内容を明確にすることが部分一致で成功するきっかけです。

スマート自動入札とは?

スマート自動入札とは、自動入札機能の一部で機械学習を用いて、コンバージョン数やコンバージョン値の最適化やキャンペーンの目的に合わせてオークションの入札単価を調整してくれるものです。手動で入札を行う場合、ワードごとの設定が面倒になってしまうため結局前部同じ入札戦略にしてしまったり、それぞれに対応しようとして手間が大きくかかってしまい全体の施策に手が回らないということもあります。このように手間であった入札管理を機械学習により自動で対応してくれるというのがスマート自動入札です。

スマート自動入札には大きく3つの特徴があります。まず1つ目は、ご紹介したように機械学習を活用して単価設定することです。属性や過去の閲覧履歴だけでなく、様々な情報を活用して単価を算出することが出来ます。機械学習で用いられる情報はシグナルと言われます。スマート自動入札で利用される代表的なシグナルは、デバイス、所在地、曜日と時間帯、検索語句などがあります。2つ目は、掲載結果によって柔軟な管理ができることです。個々の成果目標やキャンペーン目標に合わせてカスタマイズができます。3点目は、透明性の高い掲載結果レポートがあることです。

レポートは、入札戦略レポートやシミュレーションなどさまざまなレポートを活用することで入札の成果の詳細分析や問題の迅速な解決に役立つレポートツールが用意されています。このようにスマート自動入札は大小様々な規模の企業のキャンペーンの効率化、そして効果を高めるための機能です。

スマート自動入札と部分一致の組み合わせ事例

 最後に実際にスマート自動入札と部分一致を活用して成功した事例をご紹介します。

旅行会社 Japan Experience は、部分一致とスマート自動入札を導入してコンバージョン数を増やしました。「この入札戦略と部分一致キーワード によって短期間で得られた同社の収益は前年比 112% 増加しました。その収益の 3 分の 1 は部分一致キーワードによるものでした。このように部分一致とスマート自動入札はビジネスの成功に大きくつながります。

まとめ

消費者の検索行動が大きく変わってきている中でGoogleの広告をどのように運用しているのかが大きく広告主側の課題になっているかとおもいます。そこで有効なのがスマート自動入札と部分一致の組み合わせです。部分一致を活用することでユーザーがイメージつかないような新たなワードや検索トレンドを逃さず出向することが可能になり、その煩雑な管理も自動で対応できます。新たなビジネスの成功のためにまずは一度活用してみてはいかがでしょうか。

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